デザインの好みはひとそれぞれ。家族でも住まいに求めるデザインの方向性が異なる可能性があります。この住まいの夫は陰影のある洋館風、妻はスタイリッシュが希望。両方のテイストをMIXすることで、個性的で味わい深い建物としました。
それをもっともよく表しているのがLDK。レッドシダー張りの勾配天井やブラックの柱や梁、サッシ、建具が生み出すのはスタイリッシュな空気感。そこに味わい深い古材や石をあしらうことで、洋館風のシャビー感を加えています。デザイン面だけではなく、間取り&動線にも十分な配慮がなされました。特に玄関から続く2wayの動線には、ダイニングで合流する回遊性を持たせています。家族は玄関から直接水まわりに抜けたり、来客はリビングに直行できたりと、邸内での動きはスムーズで効率的です。
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▶デザイナー/株式会社 アクティブ・アート 湯浅泰明
チーム体制で、お客様に寄り添う
色の組み合わせ、レッドシダーなど使用する素材により叶えたスタイリッシュな空間。さらに間接照明や天井高の変化により、室内全体に陰影が生まれた。Flameの照明器具など、設計者と施主が選んだ小物づかいも美しい