杉板と塗り壁で仕上げた表情豊かな外観が印象的な建物は、邸内にさまざまな工夫が施されています。
例えばLDKの側、階段下スペースを活用した土間。
自転車の保管やメンテナンススペースとして重宝していることに加えて、ここから光や風を効果的に取り込むことが可能です。
無垢のナラ材を施した造作キッチンは、使いやすいⅡ型。
シンクから延長させたダイニングテーブルが、家事効率をアップさせます。
漆喰の塗り壁や紙クロス、ナラや杉柾目材など随所に自然素材を使用しているため、邸内どの場所も心地よさは満点。
開口部に施した「佐藤の窓」は効果的に日射を邸内に取り込み、5つの窓に取り付けた外付けブラインドが、夏場の日射を遮蔽します。
こうした高い性能に全館空調を採用することで、パッシブハウスとしての機能を満たした住まいとなりました。
大ぶりの壁づけミラーにより、朝の混雑時には二人が同時に身支度可能。収納は壁面に集約して空間を有効活用