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ROOM TOUR
  • 性能面とデザイン面、その両方で納得できたことが依頼をした理由

     

    アーキテクト工房Pureにプランを依頼した一番の理由は、性能面でのこだわり。それだけではなく「最初に提示していただいた室内のイメージラフ(スケッチ)が素敵で、デザイン面でも魅力を感じました」と施主さま。これが決め手となり、具体的にプランを進めていきました。

     

     

    アトリエデザイナー(設計士)を交えた打ち合わせでは、細かな要望を提示。住宅が密集したエリアにあって開放感を感じられるよう工夫すること、リビングの一角にはピアノを置けるようにすること、家族共有のスペースを設けて日常で意識せずとも家族のコミュニケーションがとれる家とすることなどを希望しました。
    そして何より大切なのは、パッシブハウスとしての性能を叶えること。さらには無垢材や漆喰壁などの自然素材により邸内を形づくっていくこともオーダーしました。

     

     

    実際に施工を進めていくなかでは、イレギュラーなこともありましたが、「より良い代替案を提示してくれたことも満足感につながっています」と施主さまが言われていました。

  • ピアノコーナーから生まれたスキップフロアを、暮らしを楽しむ場へ

     

    住宅街のなかで開放感を叶えるための手法として、センターコートをレイアウト。リビングなど各居室に光を拡散させ、シンボルツリーなど植栽のやさしいたたずまいも目を楽しませてくれます。外光を取り込むための南向きと東向きの3カ所の窓には、外付けのブラインドを設置。日射の厳しい時期には、これを遮蔽して室内の温度上昇を防ぎます。また西側は隣家が近接しているのと、自邸が日射を遮蔽してくれることから外付けブラインドを無くしています。

     

     

    リビングの一角、センターコートそばをピアノコーナーとしました。座ってピアノを弾くため、このコーナーの天井は段下がりとし、これを活用して階段ホールをスキップフロアにしました。十分な広さが取れたことから、カウンターデスクや書棚を造作した家族共有のスタディーコーナーに。リモートワークも心地よくこなせるスペースとなっています。

     

     

    漆喰壁や杉材、チーク材などの自然素材を使っていることも特徴となっていますが、色や仕上げの仕方にもこだわって、その場所にふさわしいデザイン性をもたせています。
    現在、パッシブハウスの認定を取得する予定の建物です。

建築デザイナー

有限会社 アーキテクト工房Pure 髙岡文紀
有限会社 アーキテクト工房Pure
髙岡文紀
Fuminori Takaoka
1961年内子町生まれ。2003年(有)アーキテクト工房Pure設立。真の高性能住宅を手がけるビルダーを率いる。一般社団法人パッシブハウス・ジャパン理事、四国地区エリアリーダーを兼任。
■ 好きな音楽/フォークソング ■ 趣味/キャンプ、洗車 ■ 特技/ギター弾き語り(吉田拓郎さんの楽曲) ■ 休日の過ごし方/マイカーで県内外のキャンプ場へ ■ 好きな海外/ドイツ。家づくりや暮らし方のヒントを得ている

工務店情報

会社名
有限会社 アーキテクト工房Pure
対応
一般注文住宅、リフォーム
アクセス
松山市平井町甲3-1
電話番号
089-976-3600
営業時間
10:00~17:00
定休日
水曜・第1第3日曜・祝日他

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