「家の中のいろんな場所に腰をおろし、景色を眺めたり、くつろいだり、読書できたら…」。そんな施主の言葉をヒントに、赤松さんは本来の機能にプラスして、座ることのできる場所を邸内のあちらこちらに計画しました。いずれもその場所にふさわしいデザインを施すことで、暮らしに溶け込ませています。
敷地を探す際、のどかな田園に囲まれたこの土地に惹かれた施主。そのロケーションを日々楽しめる家に…と考えた赤松さん。西に広がる田園風景に向かってリビングには出窓、ダイニングには大窓をつくり、階段ホールのピクチャーウィンドウからは玄関横の植栽を眺められ、日々癒しの景色とともに暮らせるようにデザインしました。