2023年秋、松前町筒井に新日本建設のモデルハウスが完成しました。住み手としてイメージしたのは、暮らしや趣味の時間を大切にする夫妻。コンセプトは、「二人で小さく豊かに暮らす家」。何気ない日常を豊かにしてくれる、シンプルで心地よい“余白”のある暮らしをテーマに設計されました。二人が無理なくミニマルに暮らせる住居ということで平屋の選択肢もありましたが、敷地面積が50坪に満たないこともあり2階建てに。家の中心に庭を確保し、そのまわりにLDKをレイアウト。水まわり、寝室も1階に集約することで、平屋のように暮らせるコンパクトな住まいを実現しました。
また邸内はシンプルで上質な空間づくりを意図。天然木とモノトーンの色合い、さりげなく和のエッセンスを添えたしつらえなど、長く飽きのこないデザインでスマートにまとめています。
2階はフリースペースとゲストルーム、ロフトのシンプルな間取り。フリースペースにあしらった杉板のアクセントウォールがポイント