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Designers Voice

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株式会社 シムデザイン 一級建築士事務所
西村和也Kazuya Nishimura
1983年旧北条市生まれ。愛媛電子ビジネス専門学校建築CAD設計科(現河原デザイン・アート専門学校)卒業後、松山市の工務店、ハウスメーカーに勤務。2008年、県内設計事務所に創業メンバーとして入社し300棟を超える家づくりに携わる。21年に独立し、22年6月にシムデザインを設立。二級建築士。
■ 趣味/植物の世話、盆栽、バイク ■ 特技/家づくり全般のアテンド ■ 休日の過ごし方/ツーリング、ゴルフ、妻とおでかけ

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  • 引き算のデザインで、シンプルに整う暮らしの場所を

    コンセプトは「丁寧な家づくり」。設計担当の西村さんと現場の職人、メンテナンス担当ら各部門のプロが集まり、それぞれのノウハウを活かしトータルで家づくりをサポートするシムデザイン。マイホームを望む家族にとって、地域の町医者のような関係性を目指す西村さんは設計はもちろん、家づくり全体のアテンドのプロでもあります。
  • ずっと続いていく暮らしを考え、一緒に築いていく姿勢を大切に

    より深く、丁寧に。設計から施工まで、心の通った家づくりに努めている西村さん。「資金計画、デザイン、土地…気になるポイントや優先順位はお客さまによってさまざま。ですが、今まで300邸を超える家づくりに携わってきた経験があるので、どんな球が飛んできても打ち返せるかな(笑)」。
    得意なデザインはあえて持たず、施主の好きなものを一緒に探し、先読みして提案することを得意としています。そのため「言ってないのに、なんでわかるの?」と驚かれることもあるそう。
    そんな西村さんが設計において意識しているのは、引き算のデザイン。家の完成がゴールではなく、家具が入って全体が整うように、少し寂しいくらいの設計を意図的に行っています。シンプルにつくる分、住み始めてから家族の好きなように、また成長に合わせてフレキシブルに変えていくことができます。「家の話をするのは一瞬ですが、暮らしはずっと続いていきますから、そのときだけにフォーカスしないように。5年後、10年後も考えつつ、選択肢が広がるご提案ができたらと思います」。

  • ニュートラルな時間を持つことが、仕事にもプラスに作用

    もともと整備士になりたかったという西村さん。YAMAHA SR500など3台のバイクを自らカスタムし、休日はツーリングを楽しんでいます。手を動かすのが好きで、料理も趣味の一つ。「仕事柄、カフェなどの空間を見にいくことが多いので、そこでおいしい料理に出合ったら再現したくなるんです」。ジンジャーシロップをつくったときには、生姜をひたすら包丁で刻むことに没頭。何も考えず、ただ手を動かす時間がいいリセットになっているとか。加えて、愛犬の豆柴・ゆずちゃんの朝の散歩も日課となっています。「朝は頭がスッキリしていて、ゆっくり歩きながら考えごとをしたり…ニュートラルな時間を大切にしています」。
    現在、小学生から高校生まで、絶賛思春期の3人のお子さんを持つ父でもある西村さん。10数年前に自邸を設計した経験、実際に住んでみての実感や、失敗談も踏まえた提案やアドバイスを行っています。

    バイクいじり

    愛犬豆柴とのお散歩タイム

    おいしい料理に出合ったら、自分でもつくりたくなる

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