Designers Voice

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叶 貴美Yoshimi Kanou
1975年松山市生まれ。(株)バツフォ計画工房勤務後、ヨーロッパ放浪を経て2010年にsaw建築設計事務所を設立。一級建築士。事務所の1階にある「わかくさ珈琲」のオーナーでもあり、こちらの店内も自身で設計。淹れたてのコーヒーを飲みながら、“まったりじっくり打ち合わせ”が叶さんのスタイルだ。
■ 好きな音楽/低空飛行(ポッドキャスト) ■ 好きな建築家/ジェフリーバワ ■ 好きな本/センスオブワンダー ■ 特技/スケッチ ■ 趣味/世界旅行、冬山登山

建築家ボイス

  • ほがらかに、暮らしや営みを包み込む建築

    一級建築士兼、松山市堀之内にある「わかくさ珈琲」を営む叶さん。そのほがらかな人柄は、手がける建築にもあらわれています。ユニークな曲線美、タイルや石、木などの素材使い…。緻密な計算に基づいた建築、だけどそれを感じさせない自然さが、住み手をおおらかに包み込みます。
  • 自然と調和し、その人の想いがあらわれる場所に

    人によって、時によって、想いはそれぞれ違う。だからこそ、叶さんは施主とのコミュニケーションを何よりも大切にしています。今までの考え、現在の気持ち、これからの想い…それらを一つひとつ見つめ、オリジナルデザインを導き出していく。また家相も大切に、日本の気候風土に順応し、自然と調和する建築を心がけているそう。

    古い建築を愛する叶さん。その理由は「普通じゃない普通に出合えるから」だそう。現代の暮らしでは普通のことも、50年前の家では普通ではなかったりする。リノベーションを手がけるときには、既存の構造や意匠から当時の暮らしを想像し、古きよきものを残しつつ、施主が望む暮らしに落とし込んでいきます。
  • 家事・移動・仕事→なんでも楽しむ

    「何をするにしても、楽しくやる方法をイメージしてから取り組みます。その工夫で楽しいだけではなく、効率も良くなるんです」という叶さん。県外の建物を手がける際には長時間の移動が続きますが、その時間でさえも楽しむことを徹底。そこから生まれるユニークなアイデアが設計に生かされることも多いそう。

    事務所を開設する前はヨーロッパを放浪するなど、建築をめぐる旅も叶さんのライフワークの一つ。「残る建築にはいろんなヒントが隠されており、それを観察し工夫していく方が、力ずくで生み出すよりもずっと良くなると信じています」。

    家事・移動・仕事→なんでも楽しむ

    歴史から学ぶ、自ら足を運び感じる

    「建築にはチームの道すじが滲み出る」。

WORKS

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