Designers Voice

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株式会社アマミホーム
鶴田新Tsuruta Shin
1978年松山市生まれ。近畿大学工学部建築学科に進学し、小川晋一氏に師事。卒業後、イギリス・ストラスクライド大学大学院で学ぶ。修了後、浅井謙建築研究所などを経て、2007年帰松、建築にまつわる多様な会社で経験を積む。2014年アラタアーキテクトスタジオ一級建築士事務所を開設。またアマミホーム 一級建築士事務所のArchi estのデザイナーとしても活躍中。
■ 趣味/車とバイク、ギター ■ 特技/絵画(抽象画)制作 ■ 好きな建築家/小川晋一 ■ 好きな場所/松山城

建築家

  • 海外でも高く評価された「Attractive House」

    建築家を目指し、尊敬する小川晋一氏に師事するために近畿大学へ。卒業後はイギリスへと渡り、ストラスクライド大学大学院で学んだ鶴田さん。「日本の建築、海外の建築、それぞれの魅力を肌で感じたかった」と話します。帰国後は設計事務所、ビルダー、リフォーム会社でそれぞれ3年ずつ働きました。多様な職場では、自身の建築を磨き上げることができました。「時間はかかりましたが、自分の世界を構築することができました」と話します。

    鶴田さんが追い求めているのは、シンプルかつスタイリッシュな空間。「無機質に感じるかもしれませんが、暮らしやすさへの工夫、家族のつながり、環境との関係性。建物に求められる当たり前の要素を取り込みながらも、潔く削ぎ落とすことに心地よさを感じています」。そんな鶴田さんの世界を体感するなら、モデルハウスを兼ねた自邸「Attractive House」へ。この建物は「アジアンデザインプライズ2021」金賞受賞、「OUTSTANDING PROPERTY LONDONのWINNERにも輝き、海外でも高い評価を得ています。
  • いい意味で想定を裏切るようなデザインを

    建物づくりはクライアントとの共同作業。鶴田さんがこう建てたいではなく、住み手がどう暮らしたいかを尊重します。「ただ、たくさんの選択肢のなかから私を選んでいただいたのですから、やはり鶴田らしさも大切」。まずはクライアントの想いを受け入れる、そして自身のなかで咀嚼し、いい意味で想定を裏切るデザインを提案しています。特に意識しているのは「見せ場」。住み手の価値観を投影した、誇れる場を用意することで豊かさへと結びつけていきます。

    色や素材、カタチなど空間デザインは、表面的なものと思いがち。もちろんそれらも大切なのですが、鶴田さんが設計する上でもっとも大切にしているのは、ライフスタイルを投影すること。「たとえば自邸には、一般的な寝室はありません」。「Attractive House」は、2階のホールにベッドを置き、そこを主寝室としています。「眠る」という目的を満たすのなら、フルオープンな空間でも問題はなし。各所から差し込む朝の光とともに、とても気持ち良く目覚めているそうです。

  • 絵を描いたり、松山城を攻めたりするオフタイム

    新築を機に、家に合わせた絵画を探した鶴田さんは、なかなか思うような作品に出会えませんでした。それならば…と自ら抽象画の現代アートに挑戦。「完全に独学ですが、これが思いの外楽しい作業になりました」。やがて自宅に飾るだけでは飽き足らず、SNSでの発信をきっかけに、今や複数のオンラインアートギャラリーで販売しています。売れ行きも好調で、趣味のはずが仕事の一部になってきたようです。

    時間が空いたときには松山城に足を運ぶこともあります。「いろんな角度から城を眺め、どこから攻めれば城を落とすことができるか、そんな妄想をしているんですよ(笑)」。鶴田さん曰く、松山城は防御の面で隙がほとんどないそうです。スタイリッシュな建物やご自身の風貌から、第一印象はクールな鶴田さんですが、話をすればとてもフレンドリー。休日には2人のお子さんとともに、絵を描いたり、公園に遊びにいったりと優しいパパの顔をもっています。

    ふとした時間、クラプトン愛用のマーチンを手にする

    自作で絵画(抽象画)を制作する

    大好きな車とバイク

WORKS

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