「マイホームは絶対平家、それも狭くていい」と考えていたT夫妻。
延べ床面積を広くすることは可能でしたが、例えば年位1回、使うかどうかもわからない客間を作るのはナンセンス。
またいつの日か巣立ちの時を迎えるお子さんの部屋もミニマムでいい。「子ども部屋はベッドと机が置ければ充分」と考えて、その分、家族みんなで過ごす場所を広くしたいと考えていました。
収納に対する考え方も、T夫妻はしっかりとシミュレーション。日常で片付けが必要なのは衣類。それぞれの部屋にクローゼットを設けたら、片付けをする手間が増えるだけ。「それならばいっそ、WICを1箇所にまとめてしまったらどうか?」と考えたのです。
自分たちがネットで探して気に入ったカップボードを絶対に使いたいと考えていましたが、「カップボードだけ設置って面倒じゃないかな?またインテリアの雰囲気づくりがうまくいくのかな」と心配していました。
コロナ禍では、小さなお子さんに手洗いさせるのも一苦労した思い出も。でもせっかく身についた良い習慣は、今後も継続したいと思っていました。