注文住宅、建売住宅、分譲マンション…家を購入する方法はさまざまですが、中古住宅という選択肢にハードルを感じている人は多いのではないでしょうか?
中古住宅の豆知識
今、時代は中古住宅!?【中古住宅の豆知識Vol.01】
#中古住宅の豆知識
14 Oct 2021
-
中古住宅の現状について
住宅の流通に占める中古住宅の割合
-
2018年の調査によると、日本の中古住宅市場は、全住宅流通量のわずか14.7%程度。
アメリカは約83.1%、イギリスは約87%、フランスは約68.4%ですから、かなり低い水準ということがわかります。
これは、中古住宅に対する考え方の差。
欧米諸国では、良質な中古住宅を修繕しながら、世代を超えて大切に住み続けるという文化が根付いている一方で、日本は経済成長とともに新築市場が拡大していった背景があり、新築信仰が根強く残っています。 -
時代の波は、中古住宅へ
人々が新築住宅を求めるため、選ばれない中古住宅は「空き家」となり、中古住宅流通の問題は一層顕著となっています。
ここ数年の現状を踏まえ、国では住宅ストックの活用や中古住宅流通の活性化へ向けて、さまざまな取り組みを開始しています。スクラップ&ビルドから、良質な物件を修繕し、住み続ける持続可能な社会へ。今こそ、中古住宅の良さを見直してみませんか。
-
愛媛県良質住宅ストック形成促進協議会について
愛媛県良質住宅ストック形成促進協議会は、国土交通省の「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業」の採択を受け、国の事業として、地方での既存住宅市場活性化を目指すための仕組み開発と周知をおこなうためにつくられた団体です。
愛媛県良質住宅ストック形成促進協議会は、建物にインスペクション(建物検査)を実施し、必要に応じてリフォームや修繕を行ったうえで住宅保証(瑕疵保険)を付けた良質な既存住宅を流通につなげ、愛媛県の既存住宅流通市場の活性化を目指します。
愛媛県良質住宅ストック形成促進協議会のホームページはこちらから
-
次回は中古住宅のメリットについて
なぜ今中古住宅なのか、次回は中古住宅ならではのメリットについてお話致します。