コロナ禍で外出を控える時期が長く続いたことで、「家がもっと快適だったらいいのに」との想いを募らせた施主ファミリー。「キャンプ場まで行かなくてもアウトドアを楽しみたい」「家族の時間は大事だけど、一人になれる場所もほしい」「リモートワークをスマートにこなせる書斎がほしい」など、家族それぞれの要望は多種多彩。
また子育て中の「家事の手間を少しでも減らしたい」という希望は、どの家族も共通です。家族の顔を見ながら、ときにはお手伝いをしてもらいながら作業できる台所仕事よりも、「孤独な作業である洗濯物干しや取り込み、衣類の片付けの負担が意外と大きい!」ことに気づき、解決方法を求めていました。

収納はたっぷりあるに越したことはないけれど、「きちんと使いこなせる容量や場所にこだわりたい」との声も出ました。さらには家族がそれぞれの場所で自分の好きなことに没頭しつつも、集ってわちゃわちゃと楽しく過ごす時間も大切。それらすべてを叶える工夫されたデザインの提案を希望していました。

子どもには個室が与えられるのに、夫婦には共有の主審室だけということが多いですよね。大人だって1人の時間を…と3畳のワークスペースを設置。リモートワークの場としてはもちろん、おこもりしてゲームや読書を楽しむことができます。例えば昼間は妻、夜は夫と時間帯を変えて使うのもgood。
