南側の大窓から光が入る明るい和室。造作収納は天井板と素材を合わせてすっきりと

玄関から洗面室方向への動線。左手に玄関土間収納、右手にパントリーがあり、食品や日用品のストック収納もラクチン

田園風景に溶け込む、緩やかな三角屋根の外観。木のあしらいとモスグレーの塗り壁がアクセントになっています

アクセント壁の裏に、宅配ポストを置くスペースを確保。雨風をしのげるベストポジションです

リビングの多目的カウンターは、コンセントや棚の位置も工夫。使い方をリアルに想像することで使い勝手の良い空間となりました

パントリーから玄関土間収納への動線。玄関土間には自転車を壁掛けにするため、壁を補強しています

廊下に面した子ども部屋には天井のラインに沿って高窓を設置。プライバシーを守りつつ採光を確保しました

玄関土間からダイニングまで一直線。キッチンと水まわりはお手入れが簡単なフロアを選びました

物干しポールを2列並べた4.5畳のランドリールーム。ウォークインクローゼットがそばにあり、洗う・干す・仕舞うを効率よく完結できます

南面の大窓をはじめ多面的に開口を設けることで、家の中央まで光が届きにくいという平屋の難点をクリア。豊かな自然を借景としました

快適さを数値で証明！パッシブライフを叶える気持ちのいい平屋。

株式会社ヒロ建設工業（HIROKEN） / 織田誠二

快適さを数値で証明！パッシブライフを叶える気持ちのいい平屋。

のどかな田園風景が広がる土地に、平屋を希望されたMファミリー。「HIROKENの高性能な家づくりに惹かれました」という夫妻の期待に応え、田んぼに面した南側に大きな窓を設け、多面採光と通風を得るパッシブデザインの住まいを計画しました。
南東に向かってL字に切り取り、生まれたスペースを中庭とすることで、LDK、寝室、和室、子ども部屋…、全ての部屋に太陽の光が届きます。さらに高気密・高断熱施工によりC値0.16、UA値0.37を実現。これらの数字に裏打ちされた快適さに加え、ランドリールームからファミリークローゼットへの家事ラク動線やちょうどいい場所に設えた造作収納などで暮らしやすさもバッチリ。織田さん自身も「理想的な間取りです」と胸を張る素敵な平屋が完成しました。

株式会社ヒロ建設工業（HIROKEN） 織田誠二 Seiji Orita: 1974年今治市吉海町出身。プレカット会社やハウスメーカー、地元工務店に勤務し、木造建築における設計・施工の経験を積んだのち独立。その後、縁あってヒロ建設工業入社。二級建築士、愛媛県木造住宅耐震診断士、整理収納アドバイザー2級。

■ 趣味/釣り ■ 特技/剣道 ■ 好きな音楽/J-POP ■ 好きな建築家/吉田桂二 ■ 休日の過ごし方/子どもたちとの時間 ■ 座右の銘/今やる、すぐやる、できるまでやる。