新築と違い、築年数が経過している中古住宅は、目に見えない部分の劣化や不具合などが心配ですよね。建物診断をしていたとしても、万が一の事態になってしまったら…と不安な方もいるはず。そこで、安心した住まいと暮らしのために入っておきたいのが住宅保証。住宅専門の保険会社である住宅瑕疵担保責任保険法人が提供するものです。
中古住宅の豆知識
安心して中古住宅を購入するために〜住宅保証①〜【中古住宅の豆知識Vol.08】
#中古住宅の豆知識
15 Jan 2022
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住宅保証(瑕疵保険)とは?
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建物診断を行い、修繕をした住まいが対象に
住宅保証は、建物診断を実施し、指摘された必要箇所を修繕した住まいが対象となります。尚且つ、原則として新耐震基準に適合した(1981年6月以降に建築確認を受けた)住まいに限られます。
建物診断は国土交通大臣が認めた既存住宅状況調査技術者講習を修了した専門家が担当。事前に診断内容を質問したり、検査を見学したりすることも可能です。
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中古住宅の購入を検討している人にはこんなメリットが
住宅保証は中古住宅を最大5年間保証するものなので、万が一の際にも安心です。また、新築時や点検、リフォームなどの住宅履歴が残っているので、今後のメンテナンスにかかる費用もイメージできるというメリットも。さらに税制の優遇措置も受けられます。
次回は、住宅保証の内容や流れについて、詳しくご紹介します。
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愛媛県良質住宅ストック形成促進協議会について
愛媛県良質住宅ストック形成促進協議会は、国土交通省の「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業」の採択を受け、国の事業として、地方での既存住宅市場活性化を目指すための仕組み開発と周知をおこなうためにつくられた団体です。
愛媛県良質住宅ストック形成促進協議会は、建物にインスペクション(建物検査)を実施し、必要に応じてリフォームや修繕を行ったうえで住宅保証(瑕疵保険)を付けた良質な既存住宅を流通につなげ、愛媛県の既存住宅流通市場の活性化を目指します。
愛媛県良質住宅ストック形成促進協議会のホームページはこちらから