リノベーションのコンセプトは「日本の良いもの」。
伝統工芸の五十崎和紙を取り入れるなど、昔の良いものを残しつつ、使い勝手の良さも叶えました。
「仕事柄、海外の友人も多いのですが、ここに泊まるととても喜んでもらえるんです」とオーナー。
リノベーションのコンセプトは「日本の良いもの」。
伝統工芸の五十崎和紙を取り入れるなど、昔の良いものを残しつつ、使い勝手の良さも叶えました。
「仕事柄、海外の友人も多いのですが、ここに泊まるととても喜んでもらえるんです」とオーナー。
かつては土足のまま家の中で作業ができる場所として重宝されていた通り土間。
古民家によく見られるこのスペースを、インナーテラスのような使い方ができる空間に。玄関から勝手口へと抜ける広い土間が、光と風の通り道にもなっています。
ふすまには、五十崎のギルディング和紙を採用。伝統工芸品の風合いが古民家にはよく似合います。
また、敷地内にある蔵も同時にリノベーション。白壁は土佐漆喰塗りで仕上げました。内部は住みながら手を入れ続けているそう。
日本人の住まいへの美意識を踏襲し、進化させることで、中古住宅の可能性も広がっていることを感じます。