中古住宅を愉しむ

中古住宅の安全・安心を見える化〜建物診断③〜【中古住宅の豆知識Vol.07】

#中古住宅を愉しむ
20 Dec 2021
  • 建物診断ってどんなことをするの?

    住宅の専門家が、第三者的な立場から行う建物診断。住宅の劣化状況を正確に診断し、改修が必要な場合はどのくらいの費用がかかるのかなどを明らかにするものです。

    その検査項目は多岐にわたり、外から見える部分だけでなく、住まいの骨格部分にあたる基礎や柱、壁を中心に行います。

  • 屋根から基礎まで、家中をくまなく検査

    検査方法は目視を中心に、計測機器を使用した計測や触診、打診による確認、動作確認など、非破壊による検査が基本です。検査項目は60項目以上で、所要時間は約2時間前後。

     

    基本となる検査箇所

    ①柱や基礎など、構造耐力上主要な部分(建物の安全性に問題はないか)

    ②屋根や軒裏、外壁など雨水の侵入を防止する部分(雨漏り・水漏れが発生していないか)

    ③給排水管(日常生活において支障のある劣化が生じていないか)

     

    主なチェックポイント

    ・外壁や屋根、バルコニーなどにひび割れや浮きがないか

    ・床や柱、壁などに6/1000以上の傾きはないか

    ・基礎に幅0.5mm以上のひび割れがないか

    ・天井や屋根裏などに雨漏れの跡はないか

    ・構造材に割れや腐朽などはないか

    ・明らかに違法な増改築を行なっていないか

  • 建物診断の結果を共有することでトラブルを防ぐ

    建物診断の結果は、検査の模様や結果を詳細にまとめた報告書で確認します。

    購入する前に建物の状態を正確に把握できるので、安心感は大きいですよね。修繕の必要な有無がわかるので、暮らし始めてからのトラブル予防にもつながります。

     

    次回は、購入を考えている物件に万が一不具合が見つかった場合にどうすればいいか?

    住宅保証についてご紹介します。

  • 愛媛県良質住宅ストック形成促進協議会について

    愛媛県良質住宅ストック形成促進協議会は、国土交通省の「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業」の採択を受け、国の事業として、地方での既存住宅市場活性化を目指すための仕組み開発と周知をおこなうためにつくられた団体です。

    愛媛県良質住宅ストック形成促進協議会は、建物にインスペクション(建物検査)を実施し、必要に応じてリフォームや修繕を行ったうえで住宅保証(瑕疵保険)を付けた良質な既存住宅を流通につなげ、愛媛県の既存住宅流通市場の活性化を目指します。

    愛媛県良質住宅ストック形成促進協議会のホームページはこちらから