建物の状態を見極めるために不可欠な「インスペクション(建物診断)」。建物診断は、いわば建物の健康診断。これから中古住宅を購入しようとする人には、買うべきかどうかを後押ししてくれる重要なポイントとなります。
今回は、実際にどのようなことを行うのかについてご紹介します。
建物の状態を見極めるために不可欠な「インスペクション(建物診断)」。建物診断は、いわば建物の健康診断。これから中古住宅を購入しようとする人には、買うべきかどうかを後押ししてくれる重要なポイントとなります。
今回は、実際にどのようなことを行うのかについてご紹介します。
経年劣化の度合いや耐震性など、国が定めたガイドラインに基づき、建物の欠陥や補修すべき箇所を診断します。実際に住宅を見ながら、特に基礎や床、梁、屋根、壁など住まいを支える重要な部分を中心に診断します。
建築士や住宅診断士など、国土交通大臣が認めた既存住宅調査技術者講習を修了した専門家が、第三者の立場から建物診断を担当します。不安があれば、事前に診断内容を質問したり、検査を見学したりすることも可能です。
建物診断の結果は報告書にまとめ提出されます。検査結果を、現場の写真付きでわかりやすく解説。検査項目ごとに修繕が必要であるかどうか、客観的な指標で提示されます。
次回は建物診断の検査項目について、ご紹介します。
愛媛県良質住宅ストック形成促進協議会は、国土交通省の「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業」の採択を受け、国の事業として、地方での既存住宅市場活性化を目指すための仕組み開発と周知をおこなうためにつくられた団体です。
愛媛県良質住宅ストック形成促進協議会は、建物にインスペクション(建物検査)を実施し、必要に応じてリフォームや修繕を行ったうえで住宅保証(瑕疵保険)を付けた良質な既存住宅を流通につなげ、愛媛県の既存住宅流通市場の活性化を目指します。
愛媛県良質住宅ストック形成促進協議会のホームページはこちらから